Amazon DynamoDB の上限緩和申請方法
はじめに
今回はDynamoDBの上限緩和申請方法について書きたいと思います。
DynamoDBで上限緩和ができるリソース
下記制限がリージョン単位でかかっています。
リソース | 制限値 |
アカウントあたりの書き込み容量のユニット数 | 20,000 |
アカウントあたりの読み込み容量のユニット数 | 20,000 |
テーブルあたりの書き込み容量のユニット数 | 10,000 |
テーブルあたりの読み込み容量のユニット数 | 10,000 |
テーブルの最大数 | 256 |
アカウントあたりとは
アカウント単位(リージョン)でテーブル単位の読み込み、書き込みキャパシティーユニット数の合計が それぞれ20,000を超える場合上限緩和が必要です。
テーブルあたりとは
テーブル単位(リージョン)で読み込み、書き込みキャパシティーユニット数がそれぞれ10,000を超える場合上限緩和が必要です。
テーブルの制限数
デフォルトでは、アカウントあたりのテーブル数は、256に制限されており アカウント(リージョン)あたりのテーブル数が256を超える場合は上限緩和が必要です。
申請の際にはアカウント単位なのかテール部単位で上限緩和が必要なのか確認してから申請しましょう。
その他にもDynamoDBには制限がありますが上限緩和できるものは上記になります。
DynamoDB での制限 | AWS Documentation
申請方法
申請はサポートケースから実施します。
内容:サービス制限の増加 制限タイプ:DynamoDB リージョン:上限緩和が必要なリージョンを選択 制限:上限緩和が必要な項目を選択
上記のように複数リクエストを申請することができます。
申請理由について簡単にコメントし申請します。
まとめ
DynamoDBの上限緩和申請もEC2の上限緩和などと同じようにサポートケースから上限緩和申請が行えます。
テーブル単位、アカウント単位の違いに迷うこともあるかと思いDynamoDBの上限緩和方法をご紹介しました。